なぜ「中津駅」がないの?

阪急電車。映画にもなりましたね。関西では、芦屋、宝塚、箕面、神戸などの

所謂「高級住宅街」を走る電車としても、有名です。

そんな阪急電車には、大きく分けて、3つの本線系統があります。

①京都本線

②宝塚本線

③神戸本線

このうち、②と③には、「梅田駅」と「十三駅」の間に「中津駅」がありますが、

①にはありません。

京都方面からの普通電車に乗っても、「中津駅にお越しの方は、2号線か4号線の各駅停車をご利用ください」

とアナウンスがあります。

これはなぜでしょうか。

実は、①はもともと、阪急系の路線ではなかったのです。もとは京阪系で、のちに阪急が買収したのです。

そして大阪方のターミナルも②と③のような「梅田駅」ではなく、当初は「天神橋筋六丁目」駅でした。

従って「淡路駅」~「梅田駅」間は、あとから着工された形になりました。

そのため当時すでに開業していた②と③の「中津駅」に①用の「中津駅」ホームを建設するだけの用地がなく、

現在のように全列車通過するというスタイルに落ち着いたようです。

阪急電車が大好きなアナタ!ご存じでしたか!?

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